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2021.09.23

○ トレイル探しに奔走中 ○

この時期は、ボチボチと新規のトレイル探しに奔走しています

情報源はネットであり、お客様からの情報であったりします

新規とは言っても、誰かにとってはいつものトレイルになることもあるのですが…

eBIKEのおかげで探せる範囲が広がった一方で、予期せぬ状況に陥ったりもします

今のところ一長一短ではありますが、経験値が増えているという意味ではeBIKE様々です

 

今回の探索は、今はなきルートラボに掲載されていたトレイルです

場所と入口と出口は覚えていて、ずっと気にはしていたのですが、登りが半端ないイメージがあったので敬遠していました

その間もお客様との間で一切話題に挙がることはなかった、情報量の少ない場所でした

 

中腹の山道の入り口までは舗装路でアプローチし

山道から頂上まで向かい、別尾根沿いに周回して車のデポ地まで、という今回の計画

 

舗装路のアプローチ、eBIKEはココでは大活躍となります、疲労もなく200Mほど標高を上げます

休憩もソコソコに山道へ、以前にココまでは来たことがあったのですが

あまりに急なためと、目的もそこではなかったので途中で退散していました

ちなみに前回入山時「マムシ注意」の看板を見かけたのですが…今回は見当たらず

 

山道は進むにつれ、予想以上に急勾配となります

後で計算したところ、山頂までは直線距離にすれば300Mほどなのですが

標高は一気に140Mほど上げなければなりません

こうなると乗車率ほぼ0%です

今回の予期寝ぬ事態です、押すか、担ぐか、引っ張り上げるになるのですが

eBIKEはココで重量がネックになります

自走で登れるエリア以外に持ち込むメリットはありません

もう少し乗車率を高く見積もっていたのが、失敗でした

更に途中「マムシ」らしき蛇にも遭遇、向こうから逃げていきましたが、遭遇率100%です

そんなこんな苦労して着いた山頂です、曇天ですが、視界は良好、しばし休憩します

パノラマで撮影してみました、中央にアクトシティですね

ココでは登頂の達成感に浸るというよりも、むしろ帰路の心配の方が大きくなっていました

登ってきたルートは自転車で乗車して下れるレベルではなく、ましてや、担いで下るのは更に危険性が高い

計画通りの別尾根沿いのルートがどのような状態なのか…

一抹の不安を抱えたまま別尾根ルートへ進みます

頂上からしばらくは、ドロップオフにような直滑降的なルートですが、乗れなくはありません

初見故、恐る恐る慎重に進みます

しばらくすると、尾根上に気持ちのよいシングルトラックが続くようになります

下りはこっちを選んで正解でした、怖気づいて戻らなくてよかった

これもパノラマ撮影にて、左から右へ緩やかに下りながら進みます

このあたりで先人の痕跡(タイヤの跡)を発見します

こういうのは、ちょっと勇気づけられます、このまま進んでも大丈夫だよ、と言ってもらっているみたい

 

 

落ち葉の敷き詰められたシングルトラック

最近は雨が多いため湿っています、独特のサクサク音はありませんでした

行程の途中、何カ所かこういうフカフカの極上トレイル区間があったのは発見でした

 

ただ現実といえば、ほとんどこういった倒木に遮られ、道がロストしているところが多数

自転車を降りて、正しい道を探して、迂廻路を探して、自転車を運ぶの繰り返し

ちなみにココの正解は直進あるのみでした倒木が3カ所ほどあり、直進方向には視覚的に道はありませんが

倒木を超えて50Mほど進むと道が現れます

 

獣道ではありません、立派なシングルトラックです

倒木がなければ最高の区間…ですが

この程度の倒木が処理されていないところが多数あるのを見る限り

MTBerにせよハイカーにせよ、ほとんど人が入っている気配は感じられないところが多かったですね

 

途中GPSで自分の場所を何度も確認し、予定の出口方向へ向かっていることを確認しながら

最後は、何とかトレイル出口まで到達しました

蜘蛛の巣はもう数えきれない数引っかかりましたね

画像右上から降りてきました、まさかここから、あそこまでつながっているとは誰もおもうまい

 

感想としては、山頂までのアプローチにかなり難あり

下山に使ったシングルトラックはとても良いが、乗車率を上げるためには整備(倒木の除去等)が必要

シングルトラックは視覚的にロストしている所多数あり、崩落廃道寸前のところも多数あり

初見で大きなトラブルもなく、走りきったのは奇跡に近いと思うので

総合的に考えると、もう一度行こうとは、今は思えないトレイルでした

たらればを言うのであれば、頂上までのアプローチが楽であること、マムシに遭遇しないこと

の2条件がクリアになれば、良きトレイルといえるでしょう(無理ですが)

長年の疑問の答え合わせができたことが、今回の大きな収穫だったと思います

 

この後、車にレッカー案件が発生し、自宅まで自走で帰ることになりましたとさ…

自転車も車もね、違和感あったら点検が大事です

今考えると違和感あったんだよね…後の祭りでした

 

セオサイクル浜松店 鈴木

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