★ 梅雨を迎えるにあたって ★
沖縄の梅雨入りが発表されました
それに伴い東海地方の梅雨入りも近づきつつあり、雨天も多くなっています
雨の中で自転車に乗るかどうかは人それぞれですが
乗るのであれば注意しておかなければいけない一番大事なポイント
「ブレーキ」について注意喚起も込めてご案内
最初にリムブレーキのモデルについて
一般車の前輪、スポーツ系自転車等に多く採用されているタイヤの内側の金属の部分を挟むブレーキ
※参考画像 一般車前輪リムブレーキ アルミリム
リムには大きく分けてステンレスとアルミの素材があります
ココで注意が必要なのはアルミのリムの場合です
ステンレスリムに比べ、雨天時ではブレーキシューの摩耗する速度が格段に速くなります
一般車であれば、自分の自転車の前輪が真っ黒…だったり
※参考画像 クロスバイク 後輪 リムブレーキ
スポーツ車であれば前後輪ともに真っ黒で手で触ると黒くなったりする場合は要注意
ブレーキのゴム(ブレーキシュー)が摩耗しています
ブレーキを握った感じが、以前に比べスカスカしているのも同様に要注意です
ブレーキシューの形状によっても異なりますが、縦や斜めに切ってある溝が無くなっているようであれば即交換が必要です
※参考画像 一般車 前輪リムブレーキ ステンレスリム
ステンレスリムの場合はアルミほどナーバスになる必要はありません、特にアルベルト、ロングティーンなど通学用自転車で採用されていることが多いのですが、年一の点検を受けていれば、梅雨時期を前に慌てる必要はありません。
次はディスクブレーキのモデル
以前に比べ、MTB、クロス、ロードで普及しています
リムブレーキほどではないですが、雨天時の使用によりブレーキパッドの摩耗スピードは速くなります
※参考画像 クロスバイク 後輪 メカニカルディスクブレーキ
メカニカルディスクブレーキの場合はレバーの握りがスカスカしている場合は要注意
ワイヤーのアジャストとパッドの位置調整が必要です
※参考画像 MTB フロント油圧ディスクブレーキ
油圧ディスクの場合は、パッドの摩耗によるスカスカ感が発生しませんので、目視が大事
どちらも共通でブレーキキャリパーが極端に汚れている場合はパッドのチェックが必要です
場合によっては分解したりする必要があり、再調整も難易度がやや高いので、購入店へ相談することをお勧めします
自転車を大切に!!そして命も大切にね!!
参考までに、交換用にスタンバイしているブレーキシューやパッドたちの一部
緊急時いつでも行けまっせ!!
セオサイクル浜松店 鈴木